ごあいさつ

理事長のご挨拶

ご挨拶

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医療法人健究社は、「医療健康分野の道を究めることに努め、チーム一丸となって社会に貢献する」という理念から命名いたしました。

社会が医療機関及び医療人に求めるものは、時代によって変化し続けています。日本においても、この四半世紀のなかで、医療は大きな変革期にあると感じます。医学及び科学技術が今まで以上のスピードで進化し、新しい薬や治療法が次々と開発され導入されてました。ネットやグローバル化などにより国民のライフスタイルや考えも変化し、また、社会構造や人口構成の変化、国の医療制度と社会保障も岐路にあります。

このような中で、時代の変化とともに、医療機関は社会から何をどう求められているのか?何をどう変革させて、そして、何を変えずに固守するべきなのか? その答えは日々の現場の臨床を通じて、患者さんと真摯に向き合うことから学ぶものであると、恩師の故・植村恭夫先生から教わりました。

我々医療法人健究社の第一の使命は、地域の医療を担うものとしての責任を全力で尽くすことにあります。そして、もう一つの使命は、医療現場を通じて新しい医療提供の仕組み作りを研究し、医療界に還元することにあります。最新の情報技術や医療マネージメントの臨床への応用は、机上からだけからでは生まれず、現場の創意工夫や改善、もっと患者さんに満足してもらいたいという思いと願いから生まれるものだと信じております。

明日の医療文化を、患者さんと一緒に作って行く。

それが健究社の今日でありたいと願っています。

医療法人健究社 理事長 楊 浩勇

略歴

昭和38年
神戸生まれの華僑(3代目)。日本国籍。中学高校はシンガポールに留学。
平成元年
慶應義塾大学医学部卒業。医師免許取得。同大学眼科学医局に入局。慶應大学医学部関連病院に出向勤務。
平成9年〜平成15年
慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室に移籍。
平成9年
慶應ビジネススクール"アントルプレナースクール"での事業企画案を元に、医療情報のベンチャーである (株)メディカルデータ・リサーチを設立。電子カルテ等医療現場用のシステム開発や製薬企業のマーケットリサーチを行う。
平成11年にマイクロソフト社の出資を得る。平成12年にソフトバンクと米国医療情報最大手WebMD(NASDAQ上場企業)にM&A。
ウェブエムディ株式会社の取締役に就任。米本社による海外事業撤退を契機に平成13年3月に同社を退任。
その後、ウェブエムディはソネットM3に経営権譲渡。
平成13年
医療法人(医)健究社スマイル眼科クリニック(横浜市青葉区青葉台)を設立。
平成13年〜平成16年
日医総研客員研究員。日本医師会の医療情報関連(IT戦略、ORCAプロジェクト)、 医療経営、医療マーケティングに関する研究と実務を主として担当。日医総研医療経営管理者養成講座講師を務める。
平成15年1月〜16年6月
ハーバード公衆衛生大学院研究員(Harvard School of Public Health、Research Fellow)及びヘルスケアビジネスの権威である ハーバードビジネススクール, Regina Herzlinger 教授に師事。日米医療比較、医療制度政策と医療産業、ヘルスケアベンチャーについて研究を行う。
平成17年
(株)アイエフ・メディカルを設立。
平成18年
慶應義塾大学医学部薬理学教室ジェネラルマネージャー兼非常勤講師に就任。
平成19年
(株)メディウェブを創業。医療に関わる業務系のWebツール(ASP,SaaS)とWebサイト制作、Webマーケティングを行う。
 
現職
医療法人(医)健究社理事長
(株)メディウェブ代表取締役社長
(株)アイエフ・メディカル代表取締役社長
(株)メディカル・ソリューション・サービス取締役
慶應義塾大学医学部薬理薬教室客員講師
社団法人全日本病院協会広報委員
NPO法人ファイトフォービジョン理事